万ポンドを投資すると発表しました。これによってニューポートで生まれる製品の幅が新たに広がり、熟練を要する雇用機会も増加します。この投資はウェールズ政府から500万ポンドの支援を受けており、南ウェールズの化合物半導体クラスターに関する数ある朗報のひとつに新たに加わりました。同クラスターは国際的な関心と評価を集め続けていますが、最近の進捗としては以下のものが挙げられます。
- 第2の米国所有企業であるKLAは、ニューポートのインペリアルパークに新しい欧州本社を建設中です。同施設(広さ21万5000平方フィート) のグリッドインフラにはウェールズ政府が投資しており、今回の1億ドル規模の開発によって最先端のイノベーションセンターと製造施設が生まれます。また、研究開発・製造用のクリーンルームも整備される予定です。最大750人の従業員の採用がすでに始まっています。
- ウェールズ政府が国際戦略の一環として支援している世界クラスの施設、Centre 7はすでに、ウェールズを半導体の中心地と見なす対内投資家たちの関心を惹きつけています。カーディフゲート・ビジネスパークにあるこの建物(広さ5万1000平方フィート) の最初のテナントは、マイクロリンク・デバイセズ とCSコネクテッド です。
- スウォンジー大学の半導体材料センターにおけるネットゼロ研究プロジェクト(250万ポンド規模)は、半導体産業の建築物排出量削減の先駆けとなっており、ビシェイ社などの業界企業と研究契約を交わしています。スウォンジー大学は同社の幹部を数多く輩出しています。
- カーディフ大学は10月、半導体パワーデバイスに関する権威ある国際技術会議を主催しました。また来春には、カナダの半導体企業の派遣団がウェールズを訪れる予定です。
こうした進展を歓迎して、ウェールズ政府の経済・エネルギー・計画担当大臣、レベッカ・エバンス は次のように述べています。
「化合物半導体は各家庭、スマートフォン、列車、タービンなど、身の回りのあらゆる場所で使用されています。小さいながら現代の生活に欠かせないものであり、世界的な急成長が予測されます。私たちウェールズはその生産・製造で世界をリードする存在になりつつあります。
現在ほどそれが明らかな時はありません。国際的な高い評価が多額の対内投資を惹きつけているほか、私たちは最先端の施設、研究開発との明確なリンク、高賃金が得られる雇用・実習機会を提供することができます。
種まきの10年間を経て、今、その成果が出ようとしています。今後も確かなコミットメントを継続してまいります」